富士山の世界文化遺産登録に向けた静岡、山梨両県学術委員会の合同会議が16日、都内で開かれた。ユネスコの世界遺産委員会に提出する推薦書に関連し富士山の「顕著な普遍的価値」の説明について「信仰の対象」「文化創造の源泉」の二本柱に見直すことを了承した。
これまで両県は「普遍的価値」を説明するため、二つの柱に加え「火山としての富士山」も位置づけていた。見直しに踏み切ったのは昨年の国際シンポジウムで出た意見を参考にしたため。これに関連して、遺産を構成する両県合わせて66件をピックアップした。「構成資産候補」に関して、各県が「火山」と関係する10件ずつの候補について信仰や芸術とのかかわりを再検討していく意向を示した。

