NPO法人 富士山を世界遺産にする国民会議
事務局長 松本 讓
謹啓
新春の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
今まで、ご支援して下さる皆様や静岡県・山梨県と力をあわせて2011年に富士山のユネスコ世界文化遺産本登録を目指して活動してまいりました。
2009年3月10日の理事会、総会、その後の書籍「富士山 信仰と芸術の山」出版記念会にてNPO法人富士山を世界遺産にする国民会議の活動報告の中で、ユネスコ本登録の目標年をご報告させていただく予定でございました。
先週の1月24日(土)の毎日新聞ほかの各紙に、「富士山世界文化遺産登録2011年の目標が延期」という記事が掲載されました。この記事内容については静岡県・山梨県より事前にNPO法人に説明がありました。1月27日の市長村との会議で説明をして公表する予定でしたが、マスコミに情報が漏れてしまいました。
内容をご説明いたしますと、新たに大きな障害が立ちふさがったことではなく、イコモス(ユネスコ)の専門家の意見で推薦状に適合した資産の構成に修正したり、史跡「富士山」として国の財物指定をうける手続きの追加作業に時間がかかるということです。この結果、登録目標の1年延期を考えざるをえない状況です。
二県学術委員会の遠山敦子委員長は拙速でことにあたって、平泉のように「延期勧告」をうけるより、推薦状、構成資産、保全管理計画を完全にして一度でユネスコの登録記載をうけるようにすべきというお考えです。
私どもNPO法人は、富士山を世界遺産にする活動をご支援いただいている皆様に登録目標年の延期をご報告するとともに、ご心配をかけたことをお詫び申し上げます。いきの長い活動になりますが、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。 謹白

