■世界遺産登録について
世界遺産とは。。。
世界遺産とは、「世界遺産条約」に基づく「世界遺産リストに登録されている物件のことです。過去から引き継がれてきた人類共通の遺産を、国際的に協力しあって保護・保存し、未来の世界に引き継いでいこうというものです。
この考えが生まれたのは、ナイル川のアスワン・ハイ・ダムの建築計画で、アブ・シンベル神殿などのヌビア遺跡群が水没の危機にさらされた1959年のことでした。このとき、ユネスコが世界に保護を呼びかけ、多くの国が協力して遺跡を移築しました。
また、ユネスコが1972年に「人間と生物圏計画」を発足させると、国際社会で自然保護の機運が高まり、同じ1972年の第17回ユネスコ総会で「世界遺産条約」が満場一致で採択されました。日本は1992年に世界遺産条約を国会で承認し、締約国となりました。
世界遺産に登録されるためには、第一に世界的に顕著な普遍的価値があること、第二に世界遺産委員会が定める登録基準の一つ以上を満たしていること、第三に世界遺産としての価値を将来にわたって継承していくための保護・管理措置が講じられていることと定められています。
■どうして富士山が世界遺産なの?
雄大な美しさを持つ富士山は、古代より“神の山”として人々の信仰と尊敬を集めてきました。そのシンボル性によって、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」に代表される芸術作品のテーマにも取り上げられています。まさに、日本人の精神文化や日本人の美意識を語る上で決して欠くことのできない重要な存在であり、日本が世界に誇る文化遺産なのです。
昨年の11月に世界文化遺産候補として文化庁に提案した「富士山」が選考され、富士山を日本の世界文化遺産候補と位置づけた「暫定リスト」が、国からユネスコに提出されました。
6月に開催予定のユネスコ世界遺産委員会で、世界遺産候補として決定しました。
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県、市町村が中心となり、世界遺産推進書案を作成します。
国は、これをもとに推薦書を作成し、ユネスコ世界遺産センターに提出します。
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推薦書が受理されると、ユネスコの諮問により、イコモスが推薦書に基づき
現地調査を行い、補充資料の作成や保護管理体制などについて必要な調整を行います。
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現地調査やその後の審議結果を踏まえ、ユネスコ世界遺産委員会において
最終的に登録決定されます。

